2016年9月26日月曜日

本日のヘンテコ

主人が、地元老舗から、菓子包みのファミリーパックを一箱おみやげにくれた。
スタンダードタイプの製品はソフトで歯にやさしく、あごの力の衰えた老人の口にもやさしい。

ミルキーなクリームを包んだソフトな小麦まんじゅう、といった感じ

 食欲も旺盛でないため、訪問してくる身内に分けたりすることが増えた。昨日私が一日家をあけていたため、一人で食べる気にならなかったのだろう。ずっと手付かずにしていたが、私が遅めの朝食をとっているのを見ると、菓子折りを急にあけて中身を見るといいだした。

 子供っぽく、自分PR的にはいつも「あたし、好奇心が強いから」ばかり言う母(一人では食べる気もないくせに・・)は、さっそく菓子折りのフタをとった。

 一応私も中身がどんなだろうと思って見ていた。チョコレートだの抹茶だの、レモン、オレンジ、数種類の味の固形ケーキのようなものや、パイ仕立てのお菓子も入っている。

 母はレモン味のを食べるといって食べていたが、朝食後の私はまったく食べる気がしなかったので、絶対くるなと思ったので最初からクギをさした。「私に勧めても、今は、いらないからね」

 母は子供時代、家庭内の複数の事情のため、実母との関係があまり良好とも言えなかったらしい。そのことも影響しているのだろうか?
 子供が自分にとって「お友達」で「理解者」「話をきいてもらう相手」だという位置づけをしており、本人が意識しているかしていないかわからないが、「甘え」感がすごい母。
 なのでそれができても、こちらは疲れるのでほどほどに対応しているが、人がそばにいる、というだけで時おり理由もなく浮き浮きする母。一緒にいてすごくイヤ、とかではないので、もののわからない娘時代は、それなりに「母にとってのいい子」で、仲良くやっていたが・・・。

 だが、「でも私は、いらない」「やりたくない」「違うと思う」という意思がこちらでしっかりしていないと、際限なく引きずられていくし、こちらが頼りにしたとたん、急にはぐらかされたり責任を放棄されてがっかりしたり、ムカついたりするのは、経験上わかっている。
 母の娘に対するマインドコントロール力は、良くも悪くもかなり強力に作用する。

 で、本日の本題。そこまではまあいつもの展開だとして、私が内容を大体わかってから、知らん顔で昼食の続きをすませていたら、賞味期限を見出した。それはふつう、外箱や、包装紙に印字されているが、菓子包装の一つ一つに印字されているのもある。


写真は、イメージです


 それを母が、「一つ一つ」本当にチェックしだして、「一つ一つ、全部」、「xxxx年x月xx日」と、とつとつと声に出して読み上げだした。たぶん、最後の一つまでやっていたと思う。
 うわー、変人・・。わからない人から見たら、ただの変人。ちょっと譲歩してみる。それ、楽しいのよね?きっと。
 が、それに付き合う必要もないため、聞いていないフリを決め込んだ。そして、その行動に「どうしてそんなことしてるの?」と聞こうものなら、またとんでも展開をさせて私を納得させようとするのがすごくめんどくさかったので、ノーコメントを決め込んだ。(前項;妖怪お話超展開より)

・一つのことに集中すると、異常に集中しつづける




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