2016年9月14日水曜日

本日のやりとり

 母が、アスペルガー症候群であろうという推測は、ほぼ確信に変わったのだけれども、そのうえで、観察日記的に記録していこうと思う。

 夕方の忙しい時間。料理の前にテレビをつけた私。画面からはブラックバイトの話題で、なにやら荒々しい怒鳴り声のようなものが聞こえてきていた。「何をバカみたいに叫んでるの。」と、母が、本気のあきれ声で苦言を述べた・・。が、私が叫んだと思っているのなら、なんという愚かさだと思うし、画面の声に直接その本気の感想を述べたにしても、画面に向かってなに言っちゃってるの?・・・、というわけで、聞こえないフリを決め込んだ。

 そして、料理がひと段落して余裕ができたので、「さっき画面に向かって何か言った?」と聞いたら「ううん、何にも言ってないわよ」の一言。(へ?何??)
 話題をあえて避けたのか、それとも本当に自分が言ったのを忘れてしまったのか、または、母が画面に無意識に何か話しかけつつも、自分でその自覚がないのではないか、ということも内心、考えてみたが。


 キウイフルーツをひとつだけ母が買ってきていて、半分を子供に、残り半分は自分が食べたいから二人で食べるね、ということだった。私のはないのね、フン、と一瞬思ったりもしたが、別になければなくてもいいものだったので、気にせず食事をすすめていた。
今夜は鳥の蒸し焼きにしたのだが、火の通りが不十分だったので、お皿に入ったそれをレンジのオーブンモードで加熱した。最初、わからなくてトースターモードにしてやっていたら、電子レンジ庫内の上壁にひっついた食材カスが熱で焼け焦げ、香ばしいにおいがただよい始めた・・・。

 (ちゃんと掃除しといてよ・・、私が引っ越して来る前からついてたよこれ・・)などと思っていたら、子供のような母である。非常に単純明快というのか、絶対ニオイにつられたのだと確信するが、「トースト食べたくなっちゃった」だそうである。
 そして、半分に切った母用のキウイを手に、私にいきなり、キウイいらない?と聞いてきた。だって二人で半分こして食べるんじゃなかったの?ときいたら、トースト食べたいからいらない、だそうで・・。
 何だか本当に唐突・衝動的で、子供のようである。別に食べたっていいけどね・・。トースト食べたくなったのは、レンジの焼け焦げの香ばしいにおいをかいだからだと思うよ、と指摘したら、ええ?そうかしら??と、まったくわかっていない。においをかぐ力も衰えているので、気づきにくいかもしれないが・・。

 昨日、文化祭の前準備の居残りなどもあり、子供がちょっと疲れ気味のようなことを言っていたので、今朝NHKで貧血>疲れやうつの自覚症状が出ることがある、というのでフェリチンというものが不足すると、いろいろな症状がでることに注目した。夜、鉄分関係のサプリを飲ませてみた。


 すると母「貧血には鉄分・・、鉄分・・、ということは・・。イチゴもいいんじゃないかしら?」(は?)「イチゴ??(そんなもんに鉄分あったかしら、しかも、)今、夏じゃん(何を言うんだまた)」
母「ジャムで食べるとか。」私「ジャムだけ押し付けたって食べないよ。」母「だから、トーストよ。」
私「(また始まったよ、いつものが。)朝、お弁当作ってるからトースト焼く時間なんてないから。私はできないし、しないよ。なので、その案を実行したいのなら、どうぞパンを焼いてあげてね。私は無理だから。」

 (絶対やらないよこの人。全部私にやらせるのが前提だし。プランを立ててはいつも人に押し付け、「やんなさい!」と言い放つ。本当に性格が悪いのでは、と疑ってしまうレベル。そして、本人は悪気がないから、何度でもこういうことを言ってしまうのだ。ホント、かなわないわ・・。例の特質が顕著に現れているかもしれないが・・。)

 「私は、やらない。やれないし。というか、言う前に、実行できるかどうか、考えようよ。いつもやれるか考えないで言ってるじゃん。もうちょっと、考えてから話そうよ。」と、ややきつめな反撃を入れたくなってしまった。相手は、具体的に言わないと、察してくれない、アスペルガー症が疑われる母。どっちもどっちかもしれないが、母がこんななので、私も遠慮なく言う。



 

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