2016年9月23日金曜日

今日のやりとり、二件

 今日は親戚の家に、亡くなった祖父の位牌にお線香をあげにいくそうだった。母と、母の妹と旦那さんで、行くらしい。祖父は、10年前の2006年、夏~初秋位に亡くなったと記憶している。

 年一回の行事だそうなので、私から見れば法事のようなものであるが。(私は誘われてもいないので、行かない。久しぶりに東京生活に入った私も行くべきかを考える人であれば、勧めてきたかもしれないが、母は自分が行かなければいけないことと、妹夫婦と合流することばかりに気をとられ、私を同伴させることは、もとから眼中にない。)

毎日出かける母なので、
 「今日は何の予定?あ、法事?」と軽くきいたら、「法事じゃない。」
「じゃあ何。」「お線香をあげるだけよ。法事じゃないから。」
(いや、別に、厳密に言えばそうじゃないのなんか知ってるし。)
「でも法事みたいなもんじゃん。少しは集まっていくんでしょ。」
「それだって、xxちゃん(妹の名前)と旦那だけだもん。法事じゃないわよ。なんで法事よ?」
(反論の仕方がしつこいなあ、なにこの人・・)
 「私から見れば、年に一回だろうし、法事って呼んでるだけよ。厳密じゃない意味で言ってるにきまってるじゃん。」「法事じゃないわよ、法事というのは、いい?親戚一同集めて、会場に行ったり、料理を出したり、いろいろ大変なのよ。・・・、・・・。(ムキになって説明)」
(別に私は、法事の意味を聞いてるんじゃなーい!)

・一つのことに気をとられ、周りを見ない。
・融通がきかない。
・細部にやけにこだわる。
(アスペルガー症候群症例より)


次は、カサの話題。
私が近所の洋装店で、カサを買ってきた。軽くて使いやすい長傘である。ところがそれを母が気に入り、ちゃっかり使い出したのだ。
私「あのさー、気に入ったのなら、使いたいから、私にください、とか、もう一本買ってください」とか、はっきり言ってよ。だまーって使うの、やめてよ!使うときにないから困るのよ。」(母がこんなだから、私も強い口調)
「だって、杖に使うのにちょうどいいよの」「だったら、もう一本買ってくださいって言えばいいじゃん。私のなのに。」「あなたが使ってないときに借りるんだもん、いいじゃない。」(いや、本当にそうなら、いいのよ?そうならね。)
「何言ってんのよ、私が使いたいときに出払っててないから、使えないんじゃないの!」

画像は、イメージです。

 私は午後に買い物に出ることが殆どである。母が一歩先に外出するときには、もうそのカサは、ないのである。母は、私が午後買い物に出るということは、まったく思い描くことができない。毎日一緒に生活していたら、生活パターンは見ていればわかるはずなのに。
 そして、私が現在使っていない、という現時点の状態だけにしか着目できず、カサが空いている、と思ってしまうのだ。

・悪気は、まったくない。
・他人の視点に立って物事を見ることができない。
・具体的にはっきり、わかりやすく伝えないとわからない

毎日、こんな感じでやっています。私が横柄で一方的に見えるかもしれないが、一緒に生活すると、決してそんなことはないのである。

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